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自分らしさって何だろう [雑記]

会社とは別に、ボランティアでお話をさせていただく機会が最近増えてきました。
9月にもお話をさせていただく機会ができまして、ネタを考えております。
いくつかお題をいただき、その中からボツになったネタを少し残しておこうかと思います。

以下原稿のコピペ

■自分らしさってなんだろう

 自分らしさ、つまり自分の個性をどう捉えるかといった問題だと解釈する。

 そもそも、自分の個性を「私はこういう人間です」と語れる人がどれほどいるだろうか。これに答えられる人は少ないのではないかと思う。なぜかというと、他人の分析はしやすくとも、自分の分析は難しいからである。

 もっと考えてみると、他人を分析したとしても、自分は全く傷つかない。しかし、自分を分析するとなると、痛い思いをするかもしれないという恐怖心が芽生えないだろうか。これは、だれでもそうだが、自分を見つめることは怖いのである。知りたくないから考えないという人は相当いるのではないかと推測する。

 しかし、時には自分をアピールしなければならないこともある。自分をアピールするということは、自分の魅力について掘り下げて考え、説明できなければならないということである。自分の魅力を伝えるために何が必要か。そう、自己理解である。怖いが自分を見つめなおすことが必要なのである。ポジティブな心理状態ならば、不安に駆られることも少ないだろうが、ポジティブに自分を見ることはとても難しいことだ。

 そこで、身につけておきたいスキルがある。「リフレーミング」である。自分の良い点を上げるとなると難しいこともあるだろうが、自分の悪い点だったらすらすらと出てくる人が多いのではないだろうか。良い点と悪い点は表裏一体である。良いとされる点も行き過ぎれば悪い点に変わることもあるのだ。であるなら、たくさん上げられる悪い点をリフレーミングしてあげれば、自分の行動特性が見えてくるのではないだろうか。

 良い点、悪い点、長所、短所といった区切りではなく「私はこういうように考える傾向があります。」とか、「この場合、こう行動することが多いです。」のように自分で枠をはめずにどう考えるのか、どう行動するのかを把握することが自己分析の第一歩のように思える。

 例えば「私は思いついたらすぐ行動します」という特徴があるなら、悪く言えばせっかち、よく言えばフットワークが軽いとどちらにもとることができる。ポイントは、自分で勝手に善悪の判断をしないこと。行動、考え方をフラットな状態で並べることができれば、自分を傷つけることなく自己分析できはしないだろうか。自分の特徴をたくさん知っておけば、配慮してほしい点も考えやすくなるだろうし、自己アピールもしやすくなるだろう。

 最大の敵は自分とよく言うが、敵と書いて「友」と読む場合もたまにあるので、自分を味方につけるためにも、自己分析をしてみる必要があるだろう。ぜひ、自分のよさを発見し、自信に変えていただきたいと思う。




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