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怒る?叱る? [お仕事関連(教育)]

今回は硬いお話をします。

子どもと接する際に、どうしても注意しないといけない場面ってのがあるんです。
学校用語では、そういうのを、「指導する」なんていいます。

そのとき、どういう風に接してあげたら、より効果的なのかなあというのを、考えていました。

たとえば、宿題をやってこなかった子どもに対して、「どうしてやってこないの!」と声を荒げても、あまり効果はありません。
逆に萎縮しちゃって、頭真っ白。よけいに答えられなくなってしまう子もいるでしょう。

もしかしたら、やんごとなき用事があったり、なにか事情があったりするかもしれません。
いきなり叱るよりも、私の場合は「なにかあったの?心配しちゃうよ」あたりの事を聞くようにしてます。

ここら辺は、ずいぶん前に苦い経験がありまして、声を荒げることが昔は多かったのです。
でも、大きな声で叱っても、子どもは(怒られた!)って思うだけなんです。
しかも、だんだん耐性が付いてきちゃって、聞く耳持たない状況になることもしばしば。

当然教室内は、先生の声だけでなく、子どもも声が大きくなり、そして、反抗的になっていきます。(実体験)

力で押さえつけようとしても、結局は無意味になっていくんですね。

普段から、静かに冷静に、ときにユーモアを交えながら、子どもと接していくと、信頼関係が結ばれていくのかなあと思います。

教室が静かなら、先生の声も小さくて済みますし、子どもも安心して授業に臨むことができるというものです。

最初の1~2ヶ月は、子どもも先生も手探り状態なので、落ち着いています。
子どもは、どこまで許されるのかというのを、試している状態なんです。
だから、甘くしすぎてもいけません。

ルールを明文化しておくのも、ひとつの手段でしょう。
お約束が徹底されているクラスは、それだけ子どもの態度も良く、授業も進みます。

今勤めているのは、某塾なので、そこら辺はしっかりしている子どもが多いので、助かっています。

何かがあったとき、頭ごなしに大声で怒るのは、逆効果。

事情を聞いて、冷静に「指導」したいものです。



怒る=感情的になってしまい、大きな声で怒鳴りつけること。
 指導とは言えません。

叱る=冷静に諭すように、そのこの問題行動を注意すること。
 子どもが、どこがどういけなかったのか、わかるように諭すことができれば、◎


これは、私の勝手な考えなので、他の区別もあると思います。

結局は、その子について、どこまで思えるのか、その一点なんじゃないでしょうか。

自戒も込めて。



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