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年賀状 [雑記]

新年あけましておめでとうございます。

新年早々事件に巻き込まれてしまいましたが、昨日解決しました。
今年は珍しく年賀状を作りました。
とはいえ、住所を知らない方がほとんどだったので、メールやLineに添付して送ったのがほとんどでした。
ここしばらく出していなかったので仕方のないことですが…

2023年年賀状2_000001.jpg

もったいないので貼りけておきます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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その着せ替え人形は恋をする [雑記]

00028.jpg

------今回は非常に感傷的です。ご注意ください。-----

とても素晴らしい作品だった
そんな言葉では表現できないくらい素晴らしい
これを尊いというのだろうか
心酔しきっている

なぜ、こんな気分になるのだろうか
どこかでこの気もち、感じたことがある
既視感がある

そうか、これ、中学校に置いてきた私の気もちだ
気付いてしまった

だから、こんなにも心惹かれ、心を抉るのか

五条くんは、私のなりたかった自分なんだ
好きなものを好きと思えるようになる、言えるようになる
それをみんなが受け入れてくれるようになる

そんな五条くんに思いっきり自己投影してしまっているのだ

だから、この作品の登場人物の心の動きがわかる
わかるというより、自分の体験のように感じてしまう

すごく、もやもやするのだ

私にも、まだこういう感情が残っていたのか

いつものように理論的に考えられない

漫画だけでなく、アニメ版も見た
どちらもとても素敵だった

五条くんのセリフを借りるならば、「綺麗」だった

何度見ても、あの頃の風景がよみがえってくる
目がかすんで、前が見えなくなってくる

年か

歳を取らないと見えないものがあると聞いてきたけど、これがそうか

ひさびさに感傷的になってしまった
別のもの観て気もちを切り替えないと、明日からの生活に支障をきたしそうだ

銀英伝でも観るか


その着せ替え人形は恋をする 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

その着せ替え人形は恋をする 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

  • 作者: 福田晋一
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2018/11/24
  • メディア: Kindle版



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今年一番ハマった漫画(2021年) [雑記]

今年も残り少なくなってきました。
私は時節柄外へすっかり出なくなり、インドアな生活を送ることの多かった一年でした。

そんな中、本を読もうと思ったのですが、紙の本は収納するスペースがなく、タブレット端末で読める電子書籍を主に購入していました。
本当は紙の本の方が好きなのですが、端末に数百冊入れることができるのは大変便利です。
しかし、タブレットだと文字は読みにくく、買う本は必然的に漫画となってしまいます。

その中でも今年一番面白かったものを紹介したいと思います。

今年一番ドはまりしたのは「幼女戦記」です。

タイトルだけ見るとドン引きしますが、近代風ファンタジー戦記物として非常によくできていて、個人的に銀河英雄伝説と並べてもよいと思えるほどの作品でした。

いわゆる転生ものですが、よくある転生ものと違う点は、バッドステータスを与えられたうえで、自分の才覚でもって活躍していくところです。(一つのチート能力はありますが)

ラノベ等でよくある転生ものは「現代社会ではうまくいかなかったけど、異世界へ行ったら何もせずともスーパーマンだった」のようなドラえもん映画的な展開が多いと認識していますが、この作品はむしろ逆で、現代のエリートサラリーマンが異世界転生して、不利な条件と魔法の才能を与えられたうえで、転生させた存在X(神)に抗うという展開が面白いです。

殺伐とした世界観、戦場描写が多めなことから万人には勧められませんが、こういった戦記物が好きな人にぜひお勧めしたい作品です。

場面設定としては、第一次世界大戦を経験していない架空のヨーロッパで世界大戦を戦っていく少女の物語。
しかし、魔法が存在し、学問として研究され軍事に転用されている社会。
また、非常に能力主義で能力があれば老若男女問わず活躍できる社会でもある。
前世の知識をもったまま孤児として育った少女が、戦争が不可避な情勢の中、軍人として戦っていくというのが設定の概要です。

絵は非常に丁寧でいて綺麗。
しかし、そのかわいらしい絵柄で浮かべる悪魔の表情がまたギャップがあって面白いです。

小説版の方はすでに完結しているようですが、敢えてコミックス版だけを追っていくつもりです。

個人的に好きなシーンは、コミックス版20巻のこのシーン↓
幼女戦記 20_83-84.jpg
ターニャが自分をターニャだと言い切るところです。

この場面以前、ターニャの人格は転生前に依るところが大きかったと思います。
しかし、この場面で転生後の自分を受け入れ、完全にターニャとなるのです。
今後、以前のようにルールに則った生き方をしていくのか、それとも自分の判断で行動していく生き方に変わっていくのか興味深いところです。

今後の展開については、今まで第二次世界大戦のドイツと非常に似た歴史をたどっているので、最後は悲惨な結末になるのでしょうが、それでも目が離せません。

今一番注目している作品です。


幼女戦記(1) (角川コミックス・エース)

幼女戦記(1) (角川コミックス・エース)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/10
  • メディア: Kindle版



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PCでVR環境をこれから整えてみようと思っている方へ:SteamVRを始めてみた感想 [雑記]

この度、PCでVR環境を整えました
動画を見たり、ゲームで遊んでみたりしたところなかなか楽しく、最高の現実逃避用アイテムだと思いました

最初ネットなどで調べたところ、WiiリモコンやPSMoveなどを使えば安く上がるのではないかと思いましたが、結論から言いますと「Oculus Quest」を買ったほうが安くて簡単にできるということを先に言っておきます

どうしても金をかけても研究してみたい、という方はPSMoveなどで頑張ってみてください

①スマホのVRゴーグルを買えばSteamVRも遊べるんじゃなかろうか

そう思っていた時が私にもありました

SteamVRのアドオンを入れて、iVRyを入れて、映りました!案外きれいじゃないかと思ったのも束の間、重大な事態に気づきました

コントロールできない

ここから、いかにコントローラを用意するかとの闘いが始まるのです…

②Wiiリモコンが安くていいんじゃないか

確かにWiiリモコンは中古で安く手に入りました
中古で1本500~1000円程度で手に入ります
ペアリングするためには「Wiiリモコンプラスではダメ」という点だけ注意してください
Bluetoothで接続する必要があるため、Bluetoothドングルが必要になる場合もあります
PC画面でポインタのように使いたい人は、センサーバも必要です
しかし、Wii用のセンサーバはUSBでの給電はできません
改造が必要になりますのでご注意ください
AmazonでUSB給電できるように改造されたセンサーバも売っていますので、そちらを購入するのもいいでしょう
ちなみに、センサーバは赤外線を出しているだけなので、PCと接続する必要はありません
モニターの前あたりに電気を通して置いておくだけで大丈夫です

TouchMoteなどを使えば、PCで動かすことも可能です
VRリモコンとして使うには、そこから更に細かいセッティングをすればいけるかもしれませんが、私には無理でした

③PSMoveならちゃんとトラッキングできるのではないか

SteamVRのアドオンやDriver4VRなどを調べるとPSMoveが使えそうだと思い、試してみました
しかし、そこら辺のソフトは10分程度は無料で使えますが、それ以上は有料です
10分のうちにセッティングと起動実験をしてみました

Driver4VRの使い方は長くなるので割愛しますが、難所はPSMoveのペアリングとトラッキングです
まず、ペアリングですが、画面の説明ではPSボタンを押し続けろとでますが、これは長押しせよという意味ではなく、1秒間隔くらいでポンポンとPSボタンを押せという意味のようです

トラッキングに関しても、カメラが必要になり、PSEyeが推奨されています
しかも、正確にトラッキングするには2つ必要です
しかし、私の環境ではPSEyeを2台つないだ時点でPSserviceの起動がものすごく遅くなる現象が発生し、セッティングがまともに行えなくなる現象が発生しました

がんばってトラッカーセッティングまで行きましたが、PSEyeは近距離の認識は難しく、モニターの前に座ってVRを楽しもうと思った私には不向きでした
PSMoveを使いたい方は、リビングなどの広い場所で、カメラから2メートル程度間隔をとってセッティングしてください

私はここでPSMoveを使った操作はあきらめました

また、全身をトラッキングするためにはKinectが必要になります
Xbox360用でも動作しますが、手に入れるのが大変です
ちなみに駿河屋の中古が4000円程度で手に入りますので、挑戦してみたい方はどうぞ

④金額はどの程度かかるのか

Oculus Quest:中古で17000円くらい(2021年5月現在)
Oculus Quest 2:新品32000円くらい
セッティングにスマホ、使用にはFacebookアカウントが必要
Facebookと連携させるため、初めにプライバシー設定をしっかりすること
以上
以下のものは必要ありません

他のもので代用したい場合
共通
1,VRゴーグル:スマホ用で3000円くらい
2,Bluetoothドングル1000円くらい

Wiiリモコンを使う場合
1,Wiiリモコン:1本1000円×2
2,センサーバ:2000円程度
3,ソフトウェア:iVRy 900円くらい+Driver4VR 2000円くらい
4,セッティングするための気力:プライスレス

PSMoveを使う場合

1,PSMove初期型:1本3000円くらい×2(初期型でないと磁気センサーがないため初期型推奨)
2,PSEye:1つ2000円くらい×2
3,ソフトウェア:iVRy PSMove版 1200円くらい+Driver4VR 2000円くらい
4,Kinect:4000円くらい

結論
Oculusを購入したほうが安い+画面がきれい

注意点
Oculus Questは2の方がきれいだそうですが、無印でも十分きれいです
私は無印のものを中古で購入しました
Oculus Rift Sは性能は高いですが、HDMIでPCと接続する必要があり、ケーブルが非常に邪魔です
Oculus Goは安いですが、コントローラがリモコン1つ(付属してます)なので、SteamVRで使うには不向きです

以上をもって、VR環境を整えるには「Oculus Quest」が一番良い選択と思います


【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB

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  • 出版社/メーカー: Oculus
  • 発売日: 2019/05/21
  • メディア: Video Game




【正規輸入品】Oculus Rift S (オキュラス リフト エス)

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  • 出版社/メーカー: Oculus
  • 発売日: 2019/05/21
  • メディア: Video Game




Oculus Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—64GB

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  • 出版社/メーカー: Oculus
  • 発売日: 2020/10/13
  • メディア: Video Game




【メーカー生産終了】Oculus Go (オキュラスゴー) - 32 GB

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  • 出版社/メーカー: Oculus
  • 発売日: 2018/12/20
  • メディア: Video Game



タグ:PC VR SteamVR
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オンラインゲームについて考えてみた [雑記]

アストロアンドガールズというスマホゲームを始めてから一年程度経ちました。
このゲームを通してオンラインゲームについて思うところが出てきたので、それについて少し書こうと思います。

まず、オンラインゲームと従来のパッケージとして売られていたゲーム(以後オフラインゲームと呼ぶ)の違いについては、以下の点で異なります。

オフラインゲームは終点があることが多いです。つまり目的がはっきりと示されています。
それに対してオンラインゲームは終点がありません。アップデートによる更新が可能だからです。

ざっくりと言うとオフラインゲームにはエンディングがありルールが変わることはありません。しかし、オンラインゲームはエンディングがあっても、アップデートによりその先が追加されたり、仕様の変更によりルールが変わったりすることもあります。
言い換えればオンラインゲームは常に新鮮ということもできましょう。

いいことのように見えるオンラインゲームですが、問題点もあります。
それは時間です。
終わりがないため、いくらでも続くのです。

特に今遊んでいるアストロアンドガールズのように、対戦型のゲームだと時間をかけた人が強くなります。先行有利なのです。
そこを追い付くには課金をするしかありません。いわば時間を金で買うということです。

そこに不公平感を感じる人もいるでしょうが、私は違うと思います。

友人の例えが分かりやすかったのでその言葉を借りて説明してみます。

“例えば、1年前にスタートしたレースに最初から参加して何キロも歩いた人に追い付くにはどうすればよいのか。それには車に乗って追いかけるしかないではないか”

地道に最初から歩いている人には、同じ速度では追い付けません。
追い付くにはそれなりの投資が必要です。今回の例えでは車が出てきましたが、車を買うにはかなりのお金がかかります。

時間をかけるか時間を金で買うかとはそういうことです。

時間は誰に対しても平等です。
長く時間をかけた人が強くなるのは、ごく自然なことと思えます。
先行者が有利になるのは、当然なのです。

では、後続はどうなのか。全くメリットはないのかと考えると、そうではないと思います。
それは、情報です。
後続者は、先人が積み重ねてきた情報を得ることができます。

先ほどの例えを使うならば、オンラインゲームには終点がありません。
つまり、スタートしたのはいいですが、どこに向かっていけばいいのか分からないのです。
言い換えれば無駄な手も多く打つことになります。

後から始めた人は、情報を得れば無駄な手を打つことなく目標に向かうことができます。
これは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

先に始めた人が有利なのは変わりませんが、効率的に進められるのは後から始めた人ともいえるのです。

しかし、商売にしてもなんにしてもそうですが、情報が出回った後にそれをなぞるだけでは勝てません。

なぜかと言いますと、情報は出回った時点で既に古いからです。
タピオカブームがありましたが、儲けられたのは先に始めた人だけです。
ブームに乗って始めた店はだいたい淘汰されていきました。

情報は指針になります。しかし、成功例が最適解かというとそうではないということです。
時間は常に進んでいます。
最先端に行くには、後追いではダメだということです。

ある程度追い付いたら、そこから先は自分で考える力が必要になるのです。
そこで、今までの経験が生きるのです。
過去に打った無駄な手も、考える材料になります。無駄と思われることも無駄ではないのです。

全ては積み重ねです。過去があっての今なのです。
そう考えると、やはり先に始めた人の方が有利になるのは当然と思います。

自分で考えて進めてきた人には、考え方も鍛えられています。
後から追いかける人も、情報をなぞるだけでなく、なぜその方法が良かったのか考えることが必要でしょう。
それが強くなるために必要なことなのではないでしょうか。

オンラインゲームは世界の縮図であると言われますが、まさしくその通りだと思える今日この頃であります。

ゲームについて考えてきましたが、人生無駄なことは何一つなく、全ては積み重ねであり、今まで積み重ねてきたことが現在の自分を創り上げているといえるのではないでしょうか。

人生何が役に立つのか分からないですね。

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自分らしさって何だろう [雑記]

会社とは別に、ボランティアでお話をさせていただく機会が最近増えてきました。
9月にもお話をさせていただく機会ができまして、ネタを考えております。
いくつかお題をいただき、その中からボツになったネタを少し残しておこうかと思います。

以下原稿のコピペ

■自分らしさってなんだろう

 自分らしさ、つまり自分の個性をどう捉えるかといった問題だと解釈する。

 そもそも、自分の個性を「私はこういう人間です」と語れる人がどれほどいるだろうか。これに答えられる人は少ないのではないかと思う。なぜかというと、他人の分析はしやすくとも、自分の分析は難しいからである。

 もっと考えてみると、他人を分析したとしても、自分は全く傷つかない。しかし、自分を分析するとなると、痛い思いをするかもしれないという恐怖心が芽生えないだろうか。これは、だれでもそうだが、自分を見つめることは怖いのである。知りたくないから考えないという人は相当いるのではないかと推測する。

 しかし、時には自分をアピールしなければならないこともある。自分をアピールするということは、自分の魅力について掘り下げて考え、説明できなければならないということである。自分の魅力を伝えるために何が必要か。そう、自己理解である。怖いが自分を見つめなおすことが必要なのである。ポジティブな心理状態ならば、不安に駆られることも少ないだろうが、ポジティブに自分を見ることはとても難しいことだ。

 そこで、身につけておきたいスキルがある。「リフレーミング」である。自分の良い点を上げるとなると難しいこともあるだろうが、自分の悪い点だったらすらすらと出てくる人が多いのではないだろうか。良い点と悪い点は表裏一体である。良いとされる点も行き過ぎれば悪い点に変わることもあるのだ。であるなら、たくさん上げられる悪い点をリフレーミングしてあげれば、自分の行動特性が見えてくるのではないだろうか。

 良い点、悪い点、長所、短所といった区切りではなく「私はこういうように考える傾向があります。」とか、「この場合、こう行動することが多いです。」のように自分で枠をはめずにどう考えるのか、どう行動するのかを把握することが自己分析の第一歩のように思える。

 例えば「私は思いついたらすぐ行動します」という特徴があるなら、悪く言えばせっかち、よく言えばフットワークが軽いとどちらにもとることができる。ポイントは、自分で勝手に善悪の判断をしないこと。行動、考え方をフラットな状態で並べることができれば、自分を傷つけることなく自己分析できはしないだろうか。自分の特徴をたくさん知っておけば、配慮してほしい点も考えやすくなるだろうし、自己アピールもしやすくなるだろう。

 最大の敵は自分とよく言うが、敵と書いて「友」と読む場合もたまにあるので、自分を味方につけるためにも、自己分析をしてみる必要があるだろう。ぜひ、自分のよさを発見し、自信に変えていただきたいと思う。




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観る人の役割 [雑記]

ぼのぼの第3巻より

b01.png

このようなセリフがありました。
「見てるのってスゴイッ」

これは、どのようなことにも当てはまる、とてもスゴイセリフだと思います。

先日イチロー選手が引退しましたが、彼は記者の低レベルな質問には答えなかったそうです。
おかげでマリナーズ担当の記者は相当野球のことを勉強して取材に臨んだそうです。

サッカーに関しても、最近日本がワールドカップに出ることが多くなってきましたが、Jリーグ発足当時は「日本がワールドカップに出られるようになるのはいつなんでしょうね」なんて普通に言われていました。

上にあげた例で何を言いたかったのかと言うと、見る人ってスゴイということなんです。

演劇に例えてみますと、演者と舞台だけがあっても演劇は成立しません。
演劇には観客が必要なのです。
つまりは観る人です。

観客の質が高ければ高いほど、演者は高度な演技をしなければ観客が満足しません。

イチロー選手は、このことを知っていたのだと思います。
つまり、観客の質が悪ければ、スポーツでも演劇でもなんでも成長しないということなのです。

観客がその分野を育てると言い換えてもいいでしょう。

スポーツ選手や俳優にはなかなかなることはできません。
しかし、そのスポーツや演劇などを観る人には誰でもなることができます。
できれば「する人」になりたいのはあるでしょう。
でも、「する人」になれるのは一握りの人だけ。
夢破れてしまう人も多いでしょう。

しかし、好きだったことをあきらめてしまったり嫌いになったりする必要はないのです。
まだ「観る人」になる役割が残っています。
「観る人」の力は絶大です。
良質な観客のいる分野は、大きく発展しています。

観客のレベルによって、その分野は発展もするし、衰退もします。

国内プロリーグの発足した当時の日本サッカーはまだ強くはありませんでした。
しかしあれから数十年。日本のサッカーは飛躍的にレベルアップしました。
サッカーを観る人の目が世界レベルになってきたからこそ、ワールドカップにも出られるようになったといっても過言ではないと私は思います。

ゲームでもアニメでもスポーツでも音楽でも絵画でもなんでもそうです。

観る人のレベルによって、作品や強さのレベルは高まるのです。

あなたが注目している分野のレベルがまだ低いものだとしたら、それは観る人の目がまだ育っていないといってもいいでしょう。
本当に好きな分野があり、自分がその舞台に立てないのだったら、観る人の立場に立って、応援するという道もあるのです。

「見てるのってスゴイッ」からそんなことをふと思ったのでした。




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あそぶということ [雑記]

今回は、遊びについて考えてみたい。
そもそも遊びとは何かということを定義しておく必要がある。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説によると以下のように書かれていた。

身体的・精神的活動のうち食事,睡眠,呼吸,排泄など直接生存のための活動を除き,仕事と対立する概念である活動をいう。仕事は他の目的達成のための手段であり,仕事自体は苦痛であることも,また強制されることもある。それに対して遊びは活動自体が喜びや満足をもたらし,他から強制されず,自発的に行われ,通常まじめな目的や目標からの離脱が含まれている。

そう、遊びとは仕事と対立する概念なのだ。

遊びは面白い。
なぜ面白いのかを考えると、それは自発的に行われるという点にあると思う。
子どもにとっての遊びとは社会の習慣や役割を身につけるといった重要な意味をもっている行為であるが、大人にとってはどうなのだろうか。
大人にとっても遊びは楽しい行為である。
誰から強制されたわけでもなく、自主的に好きなことで心を癒すのである。
もしくは、ストレスを解消するのである。

「好きなことを仕事にできたらいいのに」
こんなことを考えたことのある人も多いのではないだろうか。
しかし、好きなことは趣味に留めておいたほうがいい。

趣味や遊びは強制されないからこそ面白いのである。
仕事とは、義務を伴う。
義務感のある遊びは遊びとは言わない。
だから仕事なのである。

趣味が、遊びが面白いのは、どうでもいいことに全力を出すからこそ面白いのであって、義務感が出てしまうとそれはもう楽しくなくなってしまうのである。

私はゲームが好きで、一時期仕事で記事を書いたこともあった。
しかし、好きなゲームならいくらでも書けるが、特に関心のないソフトを紹介するためにプレイするのはとてもつらいことだった。

オンラインゲームはその最たるものだと思う。
はじめのうちは自分で考えるし、攻略する楽しさ、探検するワクワク感に満ちている。
こんなに楽しい経験はないと思えるほど面白かった。

しかし、ある程度強くなって慣れてくると、「楽しいからする」といった内発的動機づけではなく「〇〇が欲しいからする」といった外発的動機づけになってくる。

その時点から義務感が湧いてこないだろうか。
「FFは遊びじゃない」とはよく言ったものだ。

遊びでストレスをためてどうするんだ。

「ゲームは一人でするものよ」と淡路恵子も言っていた。
ゲームを遊びととらえた場合、この言葉は真であると思う。

内から湧き上がるパッションで遊んでいたいと思う今日この頃である。


タグ:遊び ゲーム
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あたりまえってなんだろう [雑記]

みなさんはこんな求人をみたことはないだろうか。

「明るく元気な方募集します」

募集した側は、これならだれでも応募できるだろうという目算なのかもしれない。
しかし、元気なのはあたりまえではないことを、私は知っている。

私は十数年、病気で苦しんできた。
元気なのはあたりまえではないのだ。
簡単なアルバイトですら、応募できないのだ。

元気なのは、健康なのはあたりまえだというのは、健康な人の発想だ。
私も病気になる前は健康に気を使ったことすらなかった。
元気でないことのつらさなど、思ったこともなかった。

健康のすばらしさは健康でなくなってはじめて気づくものなのだ。

幸いなことに、私はいろいろな人と出会って多少元気になることができた。
新しい仕事にも就くことができた。
体が動くってすばらしいことだ。

ほかにも、当事者でないとわからないあたりまえではないことが世の中にはあふれている。
気にしないでいると気づかないあたりまえと思われていることはたくさんあるのだ。

だからといって、すべてに配慮しろと言いたいわけではない。
ただ、そういう人もいるのだということを少しだけ頭の隅に置いておいてほしいのだ。
世の中のあたりまえに苦しんでいる人に少しだけ目を向けてほしいのだ。

そういう人は一般的に障がい者と呼ばれている。
病名によって大まかな症状はわかるが、障がいの度合いやどんな症状が出るのかは人それぞれだ。一概にひとくくりにはできない。

障がい者の側は、自分にどんな障がいがあり、どんな配慮が必要なのか自分で説明できるようにならないといけないと思う。
人それぞれに症状が違い、配慮してほしい事柄も違うからだ。
それができるようになるには、障がい者自身が自分と向き合って自分がどんな人間なのか振り返らなければならない。これはとてもつらいことだ。
しかし、過去があっての今の自分なのだから、自分を受け入れるためにも過去を振り返り、何がつらいのか、何に配慮してほしいのか向き合わなくてはならない。
それを乗り越えなければ、社会復帰できないと思う。

私も一年ほど就労支援施設に通った。
そこで、いろいろな症状のある方たちと一緒に訓練をしてきた。
十何年か前に職場復帰プログラムを受けたことがあったが、その時はなぜこんなことをするのか、効果や目的がわからず結局その職場は退職せざるを得なかった。

目的を知るということはとても大事なことだ。
目的を知るということは、その効果を信じることだと思う。
信じることができなければ、どんな効果的な訓練であっても受け入れることはできないだろう。私も実際そうだった。

目的を考え、信じ、受け入れることで効果は上がるのである。

話がずれた。

今回言いたかったことは「あたりまえ」とは何かということだった。
みなさんが感じているあたりまえは、あたりまえではない。
できない人もいることを知ってほしかったのだ。
もし、そばに「あたりまえ」ができない人がいたら、その背景を考えてほしい。
もしくは、どうしたら「あたりまえ」ができるようになるか聞いてほしい。
障がいのある人は、聞かれたときに答えられるように自分と向き合ってほしい。

両者の溝が埋まった時、はじめて配慮がなされたと言えるのではないだろうか。

そして、障がいがある人もない人も幸せに過ごせるようになることを祈るのである。
それが「やさしさ」なのではないだろうか。

私は、十数年の病を抱えたままだが、就職することができた。
会社には配慮してほしいことを伝え、実際に配慮してもらいながら働いている。
「あたりまえ」のことが「あたりまえ」のようにできることのなんとすばらしいことか。

体調に気をつけ、今度はくじけないように働いて生活していきたいと思う今日この頃である。


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ゲームってなんだろう [雑記]

私は「ゲームが好き」だ。

いや、「好きだった」かもしれない。

最近何かゲームをしたか?と聞かれたら、そういえばしていないなと思わされる。

ドラクエXも仲の良かったフレンドが来なくなってすっかり足が遠のいてしまった。
艦これもここしばらく起動していない。
ファイアーエムブレムヒーローズはログインはするが、そんなにしっかりとはプレイしていない。
PS4はドラゴンクエストXIとアイドルマスターステラステージが終わってから、電源を入れた記憶がない。

こんな状態で「ゲームが好きだ」と言えるのだろうか。

最近のゲームがつまらないわけではない。むしろ、昔と比べたら随分と洗練されているし、グラフィックもきれいだ。ストーリーも悪くない。

なぜゲームをしなくなってきたのか、正直わからない。

子どものころは、10分時間ができればゲームをしていたような気がする。
なぜゲームをしなくなったのだろうか。あんなに心血を注いでいたのに。

もう一回言おう。最近のゲームは面白い。つまらないからやめたのではない。

そもそも、ゲームとは何だろう。

いくつか考えてみた。

1、ゲームとは自分の判断や決定で進めていくものである。
2、ゲームとは自分自身と向き合っていくものである。
3、ゲームとは成長を楽しむものである。

こんなところだろうか。

ひとつずつ説明してみよう。

1、ゲームとは自分の判断や決定で進めていくものである。

どんなゲームにも言えることだが、一瞬一瞬頭の中で判断・決定をくりかえし、それを指や体で操作する。格闘ゲームでいえば、間合いをとり様々な駆け引きをしつつ決定的な一撃を叩き込むとか、相手の攻撃を予想してカウンターを仕込むとかあるだろう。RPGやアドベンチャーは、もっとじっくりと考えて判断・決定を行っているだろう。
ゲームは、その判断や決定が合っているか間違っているか瞬時に結果に表れるから面白いのだ。

2、ゲームとは自分自身と向き合っていくものである。

意識していないかもしれないが、ゲームは基本的に一人でするものだ。対戦や協力していてもそれは変わらない。その中でどのようにすれば攻略できるのか自分で研究し実践する。そこに面白さがあるのだ。

3、ゲームとは成長を楽しむものである。

ゲームは成長を楽しむものである。俗にゲームは10時間くらいしたころが一番楽しいといわれている。ゲームの内容にも慣れはじめ、思うように動かせるようになったが、まだ攻略対象がたくさん残っているころだ。うまくできるようになった。たくさん遊びたいという気持ちは自己の成長の喜びを感じているからなのだ。RPGの場合はステータスという形で目に見えるので、よりわかりやすいだろう。

つまり、ゲームの面白さは「成長」にあると言えそうだ。
プレイヤーの腕が上がるのも成長だし、キャラクターが強くなるのも成長だ。
何かが成長していくからこそ、ゲームは面白いのである。

人間は成長を喜ぶ生き物である。成長はいかなる時も喜びである。
そう考えると、ゲームは人間の欲求を満たしてくれる素敵なものに見えてくるではないか。

また、私の成長欲を満たしてくれそうなソフトが現れたら、きっとまたゲームをプレイするのだろう。それが現れるのを首を長くして待とうではないか。

あ。そういえばゲームセンターにガンバレットのHD版が出ていたのを思い出した。
今度プレイしに行ってみよう。



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