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がんばりすぎないで生きていく [お仕事関連(教育)]

新しい職場に移ってから、早くも半年経ちました。
手探りの中の半年でしたが、ようやく慣れてきたといった印象です。

私は今のところ、いい子たちばかりみさせてもらっているせいか、勉強面ではそんなに苦労はしていませんでした。
ただ、毎回のように指導案を考えて、予習する毎日の流れに少し疲れてきた面も否めません。

このままでは、また以前のようにつぶれてしまうかもしれない。
そんな思いの中突っ走ってきた半年間でした。

どのようにしたら、全力ではなく8割程度の努力で指導できないか、考えています。

一番楽なのは、授業をパターン化して、その流れに沿って指導することなのです。
しかし、そのパターンだけを使っていると、子どももこちらも飽きてしまったり、モチベーションの低下にもつながったりしかねないのです。

必死に努力して授業に臨めば、それだけ子どももついてくると信じています。
しかし、毎回全力で望むと、疲れてしまうのもまた一理。

幸い私のつとめている塾は、教材がしっかりしているので、その教材を読み込み、授業を作っていくことができます。
このシステムをうまいこと活用できるとかなり楽になるはず!
というわけで、最近は教材研究とシステム学習ノートを見て授業を組み立てるようにしてみました。

もちろん、テストの内容を理解した上で授業を組み立てるのですが、それでもシステム教材を活用すると、かなり楽になりました。

あるものは、使う。
やはり、システムの理解って重要だなあ。

おかげさまで、授業前の準備はだいぶ楽になりました。
ありがたや。
そのうえで、子どもたちがどういう授業を喜ぶか、また学力を上げるためにどういった方法が有効なのか、このあたりの勉強も重要だとわかった次第です。

本題からかなり離れてしまいましたが、結局はあるものを使いこなした上で、楽しい授業ができればなと思うようになりました。

たとえば、あまりやる気のなさそうなクラスをもつことになっても、一工夫で楽しいと思わせることができそうです。

最近子どもたちが喜んでくれたのは、国語の授業で問題を解き終わった後の漢字練習です。
いままでは、ノートに何度も書かせてから、チェックをするのがパターンでした。
しかし、それだとどうも成績が上がらない。
子どもも漢字練習をしてこない(めんどくさいのかな)。
という状況が続いていました。
ですが、「今日は漢字の練習が終わった後、前に出て黒板に書いてもらいます」という指令を出したら、なぜか子どもたちのテンションがアップ。
塾の授業って、座りっぱなしが多いせいか、前に出させるというのは、かなり楽しいことのようです。
楽しく、漢字の練習ができるようになりました。
しかも、一回解いただけでは飽き足らないのか、「先生、もう一週やりませんか」と言ってくるようにまでなりました。

意欲が高まったのかな。簡単なことでも、やってみるものですね。
いままで毎回のテストで50点くらいが平均だったクラスですが、この間のテストでは、平均が60~70点ほどに上がりました。
今回だけが特別なのかもしれませんが、少しでも楽しく勉強して、勉強が好きになればいいなあと思っています。

必要以上にがんばらずに、楽しいところを考えるのにがんばろうと思った事柄でした。

研修では、一回の授業の中で感動をひとつでも与えましょう。と書かれていました。
毎回となると考えてしまいますが、今回の漢字学習のように、一工夫入れるといいよ的に解釈するようにしました。

春期講習がはじまりました。
その中で、無理せず少しでも楽しくなるような仕掛けを考えていきたいですね。


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