-艦これ-はなぜ艦娘なのか 艦これのお話 [艦これ]
船や海に関する言葉を調べてみると、女性に関係のある言葉が多い。
たとえば、処女航海、母港、母艦などがすぐ思いついた。
英語でも同様であり、女性名詞となっている。
船を表す英単語はshipであるが、その代名詞はsheである。
(最近ではitが使われることが増えてきている)
フランス語やドイツ語などでは、文法的に性別がありGender(ジェンダー)が明確にされている。
もちろん、船は女性名詞である。
さて、タイトルにもあるように、艦これの話に移ろう。
艦これは、DMMが展開しているブラウザゲームである。
旧日本海軍の艦船を集め、育て、敵と戦うシミュレーションゲームだ。
とはいえ、相手は米英といった連合国ではなく、深海層艦という未知の敵だ。
登場する船は、旧日本海軍からがほとんどであるが、最近ではドイツやイタリアからも登場するようになったようだ。
はじめに船は女性名詞だということを述べたが、最近の風潮もあり、艦これでは全員擬人化された少女になっている。
いくつか事例を挙げてみよう。
連合艦隊の旗艦であった長門から、航空母艦加賀、高速戦艦金剛、秘密兵器だった大和、駆逐艦吹雪と、みごとに全員女性化されている。
けしからんとお思いの方もいると思うが、これは船が女性なのだから、仕方ないというか、逆に正解だと主張したい。
最近の萌えキャラブームもあり、キャラクターの擬人化は珍しくなくなったが、船のことを女性のように扱うことはむしろ当然といえるので、これはこれでいいのである。
ところで、連合艦隊における命名法にはある一定の法則がある。
たとえば、戦艦は旧国名であるし、重巡洋艦は山の名前、軽巡洋艦は川の名前、駆逐艦は自然現象の名前が付けられている。
じゃあ、赤城や加賀はどうなんだという反論もあるだろう。
赤城や加賀はもともと重巡洋艦、戦艦として計画されていた艦船であったが、改装されて空母になった船である。
計画段階の名前がそのまま使われたということだろう。
ちなみに空母は飛龍、蒼龍のように幻想上の生き物の名前がつく。
そのような視点から見ても、おもしろい。
このゲームを遊ぶことで、旧国名・山や川・自然現象・幻想上の生物と多くの言葉に関心が集まり、地理や日本史に興味をもつ子どもが増えるのはいいことだ。
そういえば、桃太郎電鉄でも地名や特産物を多く覚えることができたことをふと思い出してしまった。
まだまだ、ゲームからの学びは多いなと感じてしまった。
この企画を考えた方に、拍手を送りたい気分だ。
ところで、Vita用のソフトが2月頃に発売されるらしい。
そちらもまた楽しみな今日この頃である。
たとえば、処女航海、母港、母艦などがすぐ思いついた。
英語でも同様であり、女性名詞となっている。
船を表す英単語はshipであるが、その代名詞はsheである。
(最近ではitが使われることが増えてきている)
フランス語やドイツ語などでは、文法的に性別がありGender(ジェンダー)が明確にされている。
もちろん、船は女性名詞である。
さて、タイトルにもあるように、艦これの話に移ろう。
艦これは、DMMが展開しているブラウザゲームである。
旧日本海軍の艦船を集め、育て、敵と戦うシミュレーションゲームだ。
とはいえ、相手は米英といった連合国ではなく、深海層艦という未知の敵だ。
登場する船は、旧日本海軍からがほとんどであるが、最近ではドイツやイタリアからも登場するようになったようだ。
はじめに船は女性名詞だということを述べたが、最近の風潮もあり、艦これでは全員擬人化された少女になっている。
いくつか事例を挙げてみよう。
連合艦隊の旗艦であった長門から、航空母艦加賀、高速戦艦金剛、秘密兵器だった大和、駆逐艦吹雪と、みごとに全員女性化されている。
けしからんとお思いの方もいると思うが、これは船が女性なのだから、仕方ないというか、逆に正解だと主張したい。
最近の萌えキャラブームもあり、キャラクターの擬人化は珍しくなくなったが、船のことを女性のように扱うことはむしろ当然といえるので、これはこれでいいのである。
ところで、連合艦隊における命名法にはある一定の法則がある。
たとえば、戦艦は旧国名であるし、重巡洋艦は山の名前、軽巡洋艦は川の名前、駆逐艦は自然現象の名前が付けられている。
じゃあ、赤城や加賀はどうなんだという反論もあるだろう。
赤城や加賀はもともと重巡洋艦、戦艦として計画されていた艦船であったが、改装されて空母になった船である。
計画段階の名前がそのまま使われたということだろう。
ちなみに空母は飛龍、蒼龍のように幻想上の生き物の名前がつく。
そのような視点から見ても、おもしろい。
このゲームを遊ぶことで、旧国名・山や川・自然現象・幻想上の生物と多くの言葉に関心が集まり、地理や日本史に興味をもつ子どもが増えるのはいいことだ。
そういえば、桃太郎電鉄でも地名や特産物を多く覚えることができたことをふと思い出してしまった。
まだまだ、ゲームからの学びは多いなと感じてしまった。
この企画を考えた方に、拍手を送りたい気分だ。
ところで、Vita用のソフトが2月頃に発売されるらしい。
そちらもまた楽しみな今日この頃である。
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